大田区にあるマチノマ大森内科クリニックの胃内視鏡検査では、口からでも鼻からでも行えるよう体制を整えております(経口・経鼻)。内視鏡を口または鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸の内側の状態を観察・診断する内視鏡検査です。内視鏡の挿入方法は、患者様のご希望と状態を踏まえ進めて参りますので、気になることがございましたらお問い合わせください。
※順番予約は7時から開始します。
※一般外来・海外渡航者向けPCR検査は来院順のため予約不要となります。
大田区にあるマチノマ大森内科クリニックの胃内視鏡検査では、口からでも鼻からでも行えるよう体制を整えております(経口・経鼻)。内視鏡を口または鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸の内側の状態を観察・診断する内視鏡検査です。内視鏡の挿入方法は、患者様のご希望と状態を踏まえ進めて参りますので、気になることがございましたらお問い合わせください。
胃内視鏡検査では、先端に小型撮像素子(CCDカメラ)が搭載された内視鏡を鼻や口から挿入して、リアルタイムに体の中の映像を観察する検査です。直接おなかの中を観察できるので、微小な病変の発見に優れています。疑わしい病変が見つかった場合には、その部位を採取して病理検査を行ったり、誤飲した異物の摘出やポリープ切除など、様々な治療を行うことができます。開腹手術に比べて患者様の負担を大幅に軽減します。胃がんなどの病変を早期発見し、治療するためには欠かすことのできない検査方法です。
前日の21時以降は食事を取らず(水分摂取は可能)、当日も朝食は取らずに来院ください。受付・問診票をご記入いただき、当日の体調確認をさせていただきます。
患者様お一人ひとりに合った鎮静剤を使用し、内視鏡専門医により検査を実施します。少ない苦しみで進めていきます。
検査後は、移動可能なリカバリーチェアーで安静にしていただき、体力が回復しましたらお帰りいただけます。
今現在の日本では、高齢化が進んでいることもあり、2人に1人はがんに罹ると言われています。こちらは、からだの部位別にがんに罹った患者様の数を年毎に表したグラフです。
これを見る限り、どのがんの患者様も増えつづけていますが、中でも胃がんは年間13万人以上と、2012年以降に大腸がんに抜かれるまで、日本で最も多くの方が罹っているがんでした。
右記にお示しいたしました資料は、がんで亡くなられた方をがんの部位別に年次で数を示したものです。
50年前から毎年およそ5万人の方が胃がんで亡くなられ、1998年に肺がん・2014年に大腸がんに抜かれました。
ですが、未だ胃がんによる死亡者数は3番目に多いとう背景があります。
胃がんは、早期発見できれば治る可能性が高い病気だということはご存知でしょうか?
右記のグラフは、胃がんの進行度合い別に5年生存率を示しています。これをみて分かるように、ステージⅠの、がんが粘膜層にとどまっていて、他に転移していない早期の段階では、5年生存率は98%にも達しています。胃がんは、早期に発見して治療できれば、治る可能性がたいへん高い病気なのです。
では、胃がんを早期に発見するためにはどうすればよいのでしょう?そのために欠かせないのが【胃がん検診】です。
胃がん検診は、大きく分けて【対策型検診】と【任意型検診】の2種類があります。
お住まいの市区町村などの自治体や職場などで加入している健康保険組合が主体となって、集団で行う検診を対策型検診と言います。
人間ドックなど、個人の希望で行う検診を任意型検診と言います。
胃がんの場合、バリウムを飲んで受けるX線検査に加えて、内視鏡検査も近年報告された国内外の複数の臨床研究から、「胃内視鏡検査(胃カメラ)は胃がんによる死亡率を減少させる効果がある」と判断されています。
そのため、2016年4月から”対策型検診”として推奨されることになりました。内視鏡検査とX線検査のどちらかを選べる自治体も現れてきています。
一次検査で胃がんかどうか疑わしい病変が見つかった場合には、精密検査として胃内視鏡検査を行います。胃がんの診断を確実にするために“胃生検”といって、内視鏡でその部位を少量採取して顕微鏡で詳細に調べます。
胃がん検診の対象者は、国の指針では“対策型検診”の場合、検診対象者は50歳以上の男女とされました(2016年4月に改定され、受診間隔は2年に1回)。
ただし、移行期間として、胃部X線検査については、これまで通り40歳以上の男女に毎年行っても良いとする移行措置がとられています。
※当分の間、胃部X線検査は40歳以上の男女を対象に、1年に1回行うことも可。
なぜ40歳や50歳になったら胃がん検診を受ける必要があるのでしょうか?
このグラフは年齢毎に胃がん罹患率(胃がんにかかる割合)を示しています。中高年以降では、急激に胃がんに罹る方が多くなるのがわかります。
ですが、そうした年代の方でも、胃がん検診の受診率は4割にも達していません。
痛みや不快感など、具体的な症状が出ない限り、検査を受ける必要がないと思っている方が多い現状です。胃がんの場合、一般的に早期がんでは、本人が自覚症状を感じることはほとんどありません。自覚症状がないときに検査で発見することが肝心なのです。