新型コロナウイルスの検査には、主にPCR検査・抗原検査・抗体検査の3種類の方法があります。
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PCR検査 |
抗原検査 |
抗体検査 |
目的 |
現在感染しているか |
直近または過去に感染していたか |
検査対象 |
ウイルスの遺伝子 |
ウイルスが持つタンパク質 |
血液中のタンパク質 |
検体 |
唾液や鼻粘膜のぬぐい液 |
血液 |
判定時間 |
数時間+検査機関への搬送時間(1~3日) |
15~30分 |
15~30分 |
検査の精度 |
少ない量のウイルスを検出できる |
一定以上のウイルス量が必要 |
検査により異なる |
PCR検査とは
PCR検査は、ウイルスの遺伝子を増幅させて検出する方法です。少ない量のウイルスを検出でき、新型コロナウイルス検査の中では最も信頼性が高いといわれています。結果が出るまでやや時間がかかりますが、検査機関によっては即日で結果がわかります。
抗原検査とは
抗原検査は、ウイルスが持つタンパク質(抗原)を検出する方法です。即日短時間で結果がわかり、特別な検査機器が不要であるため、速やかな判断が必要な場合に用いられます。ただし、一定以上のウイルス量がなければ陽性反応が出ないため、PCR検査よりも精度は劣ります。
抗体検査とは
抗体検査は、過去にウイルスに感染していたかを調べる検査です。血液中にウイルス特有のタンパク質(抗原)が存在するかを調べます。抗体が体内で作られるには感染後2~3週間かかるため、PCR検査・抗原検査と異なり、現在感染しているかどうかの判断にはなりません。
大田区のマチノマ大森内科クリニックでは、可能な限り即日でのPCR検査を実施しております。即日での検査をご希望の方はお気軽にご相談ください。